みらいわブログ 2019年4月号

元号が「平成」から「令和」に変わります。

 平成31年4月になりました。新年度の始まりですが、平成の世は今月で終わりですね。
 そこで、元号について少し調べてみようと思います。

 「元号(げんごう)とは日本を含むアジア東部における紀年法の一種。特定の年代につけられる称号で、基本的に年を単位とするが、元号の変更(改元)は一年の途中でも行われ、一年未満で改元された元号もある。日本においては年号(ねんごう)とも呼ばれることもある。」
 昔は、中国をはじめアジアの国々で元号を使用している国があったようですが、現在元号を使っている国は日本だけだそうです。西暦と元号(和暦)を両方使うのは、時々面倒くさいなぁと思ってしまいますが、日本だけしか使ってないと考えると親しみがわいてくるのは私だけでしょうか。

さて、みなさん日本最初の元号は何かご存じですか。むかし日本史の授業で645年大化の改新というのを習ったとおもいますが、そう、「大化」これが我が国最初の元号だそうです(最近の授業では「大化の改新」とは習わず「乙巳の変」(いつしのへん)と習うそうです)。
 そして、「大化」から「令和」までになんと232個の元号があるとのことです。
鎌倉時代には北朝、南朝と分かれていたので同じ時代に2つの元号が存在していたので、この232個というのは南朝を正当としている場合であり、北朝も含めると248個にもなるそうです。
明治以前は、天皇陛下が変わる時だけではなく、天変地異や疫病などが起こった時にも元号をかえていましたが、明治元年に「一世一元の詔」天皇陛下の交代に合わせて元号を変えるという決まりになりました。
最近の元号の決め方は、良い意味をもつもの。漢字2文字(過去には4文字の物もありました)。読みやすく、書きやすいもの。元号、おくり名に使われていないもの(これは探すのが大変そうです)。などのほかにアルファベットが被らないものとか色々大変なルールがあるようです。

5月1日からは新元号「令和」の世が始まります。これからもすばらしい世の中になることを祈念します。

税理士  上村昌毅

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