『北九州市、若松北海岸をリゾートに』
もっともっと北九州が魅力的に、にぎやかになりそうです。
北九州市は市北西部の若松北海岸にリゾートホテルなどの民間投資を呼び込もうと、市街化調整区域の開発規制を緩和したそうです。ちなみに『市街化調整区域』とは、とても簡単にいうと『市街化を抑制する地域のことで、人が住むための住宅や商業施設などを建築することは原則認められていないエリア』のことです。
対象となるのは「観光関連施設立地区域」に指定した約350ヘクタール。ちなみに1ヘクタールは約3,000坪ですので、350ヘクタールは1,050,000坪。坪にするとピンときやすいかなと思いましたが、とてつもない広さでピンときませんね・・・・。
砂浜や岸壁が連なり、水平線に沈む夕日を眺められる。そんな地形を活かしインバウンド(訪日外国人)の誘致も視野に、観光地としての魅力向上に取り組むそうです。許可の対象となるのは
- 地域の食を活用するレストラン
- 景観を活用するホテルやスパ
- 自然とふれあうマリンレジャー教室
- 観光推進に伴う土産物産店やカフェ
の4つの事業。
今回の観光関連施設立地区域は若松北海岸と国道495号に挟まれたエリアで、その南側にある内陸部の610ヘクタール(約1,830,000坪)も市街化調整区域ですが、体験農園など観光振興に寄与する農業関連施設の開発を認める区域としたそうです。
武内市長は「開発ができないことで若松北海岸は雄大な自然や魚介類などのポテンシャル(潜在力)を発揮できなかった。(規制緩和で)民間の創意工夫によって観光地化を進める」と狙いを説明されたそうです。
今春のニュースでは、小倉北区にある「ホテルクラウンパレス小倉」と八幡西区にある「ホテルクラウンパレス北九州」が、2025年秋以降にマリオットグループ(アメリカのホテル大手)のブランド名で運営されることになるとの報道もありました。
世界的にも北九州が注文されているのでしょうか?!
なんだかワクワクしますね。
もっともっと多くのみなさんに、北九州の魅力が伝わって活気あふれる街になると良いですね!
(今回のブログ記事は、テレビのニュース報道や日経新聞ネット版を参考に書かせていただきました)
加来不動産株式会社 井料 隆彦