みらいわブログ 2021年6月号

「自動車について」

 皆様、こんにちは。社会保険労務士の林穣です。今月のブログは業務とは全く関係のない趣味の話です。

 昔から自動車が好きで、特に80年代から90年代は国産自動車が大きく進化していった時期であり自動車の未来が輝いて見えていました。それまでは外国の自動車と国産車との差が大きく性能面で遅れた印象でした。バブル期に入り開発競争が激化する中で外国と肩を並べていく姿を目の当たりにして感動した学生時代を過ごしておりました。

当時の情報源は今と違い雑誌でした。当然ながら即座に情報を手に入れることなどできなかったので、雑誌が楽しみでした。誌面に書かれた最新技術に心躍らせていたものでした。エンジン・足回り・ブレーキ・シャシーの性能向上等々。今思えば80年代90年代は技術革新が素晴らしかったなと感じます。

最近は昔の自動車が流行しているみたいで、年々価格が上昇してきております。スカイライン、マークⅡ、RX―7、レビン・トレノ等の人気車種はかなりの高額で取引されています。現存する台数が減少してきていることが大きな原因ですが、車両のレストア(再生)代金の上昇もあると思います。古い車両なのでどうしても手を入れないといけないからです。また、部品代がかなり高くなっていることも原因です。なかなか手を出しにくいものになっていっているのがなんとも残念な気持ちです。

ただ、この頃は自動車会社も80年第90年代の車両の部品再販売に着手し始めました。車種にもよりますが日産、マツダ、ホンダがレストア(再生)パーツの供給を開始しました。自動車好きにはありがたいことです。いわゆる旧車に厳しい我が国の状況が少しでも変わればいいのにと思う今日この頃です。

部品供給が再開されたとはいえ、軽い気持ちで旧い車を購入したら後悔しますので、よく考えてからにしましょう。


社会保険労務士  林  穣