『SDGs未来都市』北九州市
北九州市が全国に先駆けて早くからSDGsに取り組み、既に2018年には『SDGs未来都市』に選定され、特に先導的な取り組みの“SDGsモデル事業自治体”にも指定されていることをご存じでしょうか?
SDGsの基本理念に沿って、経済、社会、環境のそれぞれの分野で持続可能な開発を実現するため、新しい価値創出へ向け、企業、団体、行政が協力しその機運もかなり高まりつつあります。
今や企業も経営理念や基本姿勢の中にSDGsの考えを抜きにした事業計画の策定はあり得ないところまで来ているのです。
振り返り、果たして自らの行動は?SDGs課題解決へ協力を惜しまず、積極的な行動を取っているか?となると反省しきりであります。
街をきれいにする清掃活動。食品ロス対策。使用可能なもののリサイクル。健康的で規則正しい生活をすること。ごみの抑制。花いっぱい植栽運動。とにかく、大きなことではなく目の前の小さな出来ることから始め、行動する。所属するまちづくり協議会や民生児童委員活動を通じても、SDGsの普及、啓蒙を叫んではいるが、もう一つ反応が鈍い。
地球規模で起こっている異常気象、貧困、飢餓、などは決して対岸の火事ではなく、日本でも今、現実に目の前で起こっていることであり、待った無しに取り組まなければならない課題なのです。
今の豊かさが永遠に続くような妄想や思い上がった考えはすぐに改め、子孫に禍根を残すような行動は今すぐにやめなければなりません。
小さな一事が、環境破壊や地球温暖化を防ぐことに繋がることを強く自覚し、具体的な行動に移す。そしてそれらの活動の輪を広げていく。
『みらいわ』でもSDGsへの取り組みを意識し、今後の活動にどう結び付けていくか常に知恵を絞り、工夫していく事が必要だと思っています。
相談役 久保 謙二